巻末の解答

勉強したこととか、旅行したところとか、好きなアイドルの話とか

夏の“激熱”推し活大遠征②

メイドルが終わりホテルへと帰ったあとは写真整理をする余裕もなく眠ってしまいました。

ホテルの朝食はまさかのラーメン。

ビュッフェではないことに落胆していましたが、意外なことにこのラーメンが結構おいしかった(ラーメン屋とそんなに変わらない?)。

そんな今日はライブがないため東京観光です。

夏の“激熱”推し活遠征②

イマーシブ・フォート東京

未経験

この日は何の予定もなかったので、チェックアウトの時間まで観光スポットを手あたり次第調べていました。

まったく行ったことがなく、まったく経験したことがないジャンルの観光スポットを一つ発見。

それが「イマーシブ・フォート東京」と呼ばれる体験型アトラクション施設です。

以下引用。

“テーマパークを超える、完全没入体験”ができる「イマーシブ・フォート東京」。「イマーシブシアター」を中心に、来場者が物語の一員となり、映画のような出来事や事件に深くのめり込む体験(イマーシブ体験)が可能です。単なる鑑賞ではなく、自らが体感するライブ感覚は、一人一人感じ方も違うはず。

www.jalan.net

アトラクションといっても乗り物にのるような感じではなく、

演劇や催し物が行われているスタジオセットの中を自分自身も入ることができ、

演者の方とコンタクトをとる機会もある体感型の演劇のような感じです。

 

場合によってはほかのお客さんとコミュニケーションをとることもあるという

まったくの未経験ジャンルの遊びのため一瞬躊躇しましたが、

好きなキャラクター(ある意味で“推し”)の演劇があるようなので

これも経験だと思って遊びに行ってみることに。

 

お台場近く

施設はお台場から5分~10分ほど歩いたところにあります。

最寄り駅は「東京テレポート駅」です。

建物の入り口がめちゃめちゃわかりづらかったです。

こんな感じ。

この施設唯一の出入り口

わかりやすい画像を拾ってきましたが、実際は周囲の壁と同じ真っ黒な自動扉で閉ざされています。

わからん。

館内

建物のなかはヨーロッパの街並みのようなセットで埋め尽くされています。

通りすぎる園内キャストも気軽に話しかけてきます。

最寄り駅についたときは小学生連れの親子がたくさんいましたが、

館内には小学生ほどの子供はほとんどみかけません。

後から思いましたが全体的に子供向きではないような気もします。

館内

館内2階からの写真です。

ヘンゼルとグレーテル

お目当ての演劇は13時45分。入園したのが11時30分ぐらい。

まだ時間があるため適当なアトラクションで時間をつぶしました。

ヘンゼルとグレーテルの世界を体験できるアトラクションがあり、待ち時間がなかったのでまずはここに入りました。

待機列に並ぶとキャストにコースを聞かれます。

ひとつは「ヘンゼルとグレーテル」を主軸にしたお話。

もう一つはこの物語に出てくる魔女を主軸としたお話。

僕はヘンゼルとグレーテルの話がうろ覚えだったため、まずは基本的なほう選びました。

そして2週目で魔女の話を選択。

魔女には魔女で悲しい過去あったようです。

下の写真がお菓子の家です。

ストーリー進行とともに僕たちも中に入ります。

甘ったるいお菓子の匂いがよかったです。

お菓子の家
ジャック・ザ・リッパー

館内案内を見てみるとジャックザリッパー*1を題材としたお化け屋敷的なアトラクションがあるらしく早速行ってみることに。

 

到着して知りました。まさかの団体行動。

「え?一人で回れないの?僕の後ろ全員女性なんですけど。」

とは言えませんでしたが、キャストが気を利かせてくれたため

(むしろ女性の団体客に気を利かせて)

男女半々ぐらいのグループに放り込んでくれました。

 

グループが決まるとキャストから長い1本のロープを渡されます。

グループ全員でこの1本ンのロープを握ってアトラクション内を進めとのこと。

 

なんと僕が先頭。

みんな歩くの遅い。

絶えず後ろに引っ張られてる感覚。

進まないことには始まらないので歩きます。

 

しばらくすると「ギャー!!!」と真後ろの女性が叫びます。

何が起きたか全くわかりませんがこの叫び声で心臓壊れるかと思いました。

 

中身はよくあるお化け屋敷的な感じでびっくりどっきりが満載です。

まあ一番怖かったのは不定期に発生する後ろの女性の叫び声でした。

 

アトラクションも最後というところで一番驚くイベントがあり、

なんと後ろの女性に押し倒されて出口に出てしまいました。

正確に書くと後ろの女性は半コケ状態。

僕は押されたため前のめりうつ伏せでこけた状態。

出口の外で待機していたキャストが大慌てで飛んできます。

幸いうまく受け身がとれたため無傷。

高校時代の柔道の授業に感謝です。

 

終わった際に同じグループにいたマダム連中に

「隊長、先導ありがとうございました👍」

と言われいい感じに締めくくってくれました。

おばちゃん、ありがとう。

The Sherlock

さて、待ち望んでいた演劇の時間がきました。

僕が好きなキャラクターであるシャーロックホームズが登場する演劇です。

 

19世紀ロンドンをモチーフにした広いスタジオ内で、ホームズ・ワトソン・レストレード警部・犯人とともに事件を実際に目の当たりにしながら物語を読み解いていくアトラクションです。

 

広いスタジオ内のどこを歩くかは基本的に自分の自由です。

適当にあるいていると犯罪が行われるシーンに出くわすこともあり、

また、ホームズの部屋でワトソンとの会話を聞いていると、

警察官が大急ぎでホームズを呼びに来るシーンに出くわすこともあります。

どのキャストについていくかも自由。

自分が見た断片的なシーンから話の流れをつかんでいきます。

 

今までに経験したことのないタイプの体験だったのでいい経験になりました。

小説は俯瞰的な立場でストーリーを把握できますが、事件の当事者に近い立ち位置になると俯瞰的な見方をすることはできません。

見たり・聞いたりした断片的な内容で話を組み上げていくことになります。

推理しようとしていなくても自然と探偵のような立ち位置になる感じです。

 

1時間30分ほどの劇の最後でホームズは推理を披露します。

ところが、、、、

ホームズは立ち去り際に「大きな勘違いをしてしまった」と残して劇が終了します。

どうも参加した人の中でも、ある特定のシーンに立ち会わなければ最後まで推理できないようです。

これは難しい。

 

意外とスタジオ内のあちこちでイベントが発生してるので、適当に歩いても何らかのシーンは見ることができます。

ここはよかったです。

少し大変だったのは参加人数が多く、スタジオ内がかなり暗いので演者の演技が見にくいタイミングがあったことです。(人だかりで見えなかったり)

 

全体的には初めての経験だったこともありかなり楽しめました。

最後は事件の真相を妄想するも良しです。

休憩

ホームズの活躍を見終えたあと、お腹がすいたのでレストランで食事をとることにしました。

 

お店に入るとテラス席に通されました。

食べてるところめっちゃ見られる(気がします)。

食べ始めたころに広場のステージでちょうどパレードが始まりました。

広場の通行人やキャストさんが一緒に踊っているところを横目に見ながらのご飯です。

 

パレードが終了し、広場が落ち着いてしばらくしたころ、

銃をもった謎の集団がレストラン内に侵入してきました。

どうも一部の選ばれた一般客も銃を持たされ悪役を演じている様子で、

これも体験型のアトラクションの一つのようです。

 

レストラン内では「手を挙げろ!」という映画でしか聞いたことのないセリフが聞けます。

僕も手を挙げる準備をしていたのですが、一般のお客さんで悪役を演じている方は“一人で食事している”僕を遠慮して家族連れやカップルに声をかけていました。

 

僕は人質じゃないようです。

 

気づくとレストラン入口に明らかに救出役の演者さんとこれまた救出役を演じている一般客の集団が待機していました。

どうもレストラン内で攻防戦が始まる模様です。

この後、当然いいもんが勝利しレストラン内に平和がもたらされます。

(どうでもいいですが、救出役のリーダーの演者さんがめっちゃ可愛くてドタイプでした。)

全体を通して

一人だから楽しめないということは全くなさそうです。

アトラクションによってはしっかりと組み分けがされており、

事前に友達とはバラバラにされることが多い模様です。

「東京リベンジャーズ」や「推しの子」、「第五人格」など世間の流行にのっていないと楽しめないアトラクションもありそうなので事前予習したほうが満喫できるかと思いました。

宿へ

帰りはゆりかもめに乗って新橋へ。そして浅草線本所吾妻橋まで。

到着したゆりかもめにはサラリーマンがパチパチに詰められており、

「あっ、そうか。今日は平日か。」と思い知らされました。

宿は東京遠征でよく使用しているホステルです。

昨日のメイドルの写真を整理してツイート。

早めに寝て明日に備えます。

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*1:1888年、イギリス・ロンドンに実在した連続殺人犯。数々の娼婦を切り裂いて殺したことから「リッパー=切り裂く者」と呼ばれ、日本では切り裂きジャックと呼ばれることもあります。